シュレック2

 字幕版。子供客は吹き替え版に流れたらしく観客は大人中心。この映画で出てくる童話や有名映画のパロディを楽しめるのは大人だろう。フラッシュダンスのパロディが出てきたときに即座に反応している客(私もそうだが)は二十代後半から三十代前半かな、たぶん。ミッション・インポッシブルとピノキオの組み合わせなんてかなり笑える。CNNのラリー・キングがバーのママの声だったり、アメリカのテレビ番組のパロディもあるので、アメリカ人なら爆笑箇所はもっとあるに違いない。
 今回主人公の冒険のパートナーとしてドンキーに加えて長靴をはいた猫が出てくるのだが、これがアントニオ・バンデラスの熱演?もあって主人公の会話を楽しいものにしている。あのセクシーな顔であんな演技(眼をウルウルさせるとことか)をしていることを想像すると余計におかしい。また猫のしぐさが妙にリアルなので猫好きの人(私も含む)にはたまらない。