この映画で、力道山(ソル・ギョング)は日韓双方の観客の安易な感情移入を拒む怪物として描かれている。冒頭、相撲部屋で朝鮮人であるという理由でリンチされる場面では確かに抑圧される被害者だが、彼はそんな位置に甘んじるスケールの人間ではない。逆に…
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